【TRTN】トリトン・インターナショナルは、高配当なコンテナリース会社!

リースを事業にしている会社を調べていたところ、トリトン・インターナショナル(ティッカー:TRTN)という会社が見つかりました。

マイナーな銘柄ですが割安&高配当な企業で、興味がわいたので調べてみます!

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コンテナリースの大手2社が合併して設立

トリトン・インターナショナルは、2016年にコンテナリースの世界大手である
Triton Container International と  TAL International Groupが合併して設立されました。

合併後の現在、600万TEU(Twenty-foot Equivalent Units: 20フィートコンテナ換算のコンテナ個数)以上のコンテナを所有している、世界最大のコンテナリース会社です。

コンテナリース業界は寡占化が進んでいる

コンテナリース業界は、最大手の6社で世界シェアの90%以上を占めています。そして、その中でも最大手であるトリトン・インターナショナルは、世界シェアの約27%を占めています。

出典:Triton International – Investor Presentation (February 2019)

借り手である海運会社からすると、競争原理が働いた方が良いとは思いますが…コンテナの商品そのもので差別化が難しい以上、規模の勝負となるのは仕方ないところがありますね。

コンテナリース市場は増加傾向

サブプライムローン問題に揺れた2009年を除き、輸送用の船舶数は順調に増加を続けています。燃費面での輸送効率はトラックや航空機よりも船舶の方が断然優れていることから、輸送手段としての船舶はこれからも重要なものであり続けると思われます。

出典:Triton International – Investor Presentation (February 2019)

コンテナのTEUも船舶数の増加に合わせて増加し続けています。また、総コンテナ数に占めるリースの割合も徐々に増加し続けています。

出典:Triton International – Investor Presentation (February 2019)

トリトン・インターナショナルの業績

※2016年の情報は、合併前(Triton Container International単独)のデータだと思われます。

損益(P/L)

ソース:MORNINGSTAR – Triton International

FY2016は最終赤字だったのが、FY2017以降持ち直しました。

FY2016の最終赤字は、貸倒引当金や合併関連費用を計上したこともあって営業利益が通常より大幅に減少したことが原因です。数字を読む限りは、FY2016も本業が不調だったというわけではなさそうです。

出典:Triton International – Triton International Annual Report 2016

配当

ソース:MORNINGSTAR – Triton International

配当での還元意欲が比較的高い会社です。最終赤字であった FY2016も配当を支払っていますし、FY2017以降も配当性向50%前後あります。

ここ2年ほどの株価は25ドル~40ドル程度を推移しています。配当利回りは5%以上とかなりの高利回りですね。

出典:Yahoo! Finance – Triton International

資産/負債(B/S)、D/Eレシオ

ソース:MORNINGSTAR – Triton International
ソース:MORNINGSTAR – Triton International

借入金でコンテナを購入して海運会社にリースする事業形態であるため、自己資本比率は低めでD/Eレシオも高めです。ただし、自己資本比率とD/Eレシオは共に数値が安定しており、きちんとコントロールされているようには見えます。

個人的には、D/Eレシオを2倍台まで落として欲しいですね。

キャッシュフロー(C/F)

ソース:MORNINGSTAR – Triton International

売上の成長に合わせて営業キャッシュフローも力強く伸びています。

また、FY2017~2018にかけては積極的に投資しているのが見て取れます。昨今世界経済の減速が騒がれていますが、大丈夫なのかな…

総評:ネガティブなイベント発生時に仕込みたい

世界経済の良し悪しに大きく影響を受ける業種であり、過去にサブプライムローン問題やチャイナ・ショックのようなネガティブイベントが発生した際は、株価が大暴落しました。

出典:Yahoo! Finance – Triton International

今後も、米中貿易戦争やブレグジットの帰趨によっては同様の大暴落が発生する可能性が十分にあります。

しかし、世界経済が一時的に悪化したからと言って、コンテナリース業界自体が永久に衰退することはまずあり得ません。倒産さえしなければいずれ株価が復活することは間違いなく、暴落時に是非仕込みたい銘柄ですね!

キャッシュに余裕が出来たら少額買っておこうかな。

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