【中国株】北京京能清潔能源(00579)は高配当&増配余力十分な政府系電力会社!

米中貿易戦争の影響で、ここのところ中国株がボロボロに下落していますね。

暴落=優良銘柄への投資機会と考えるといい投資機会が来ているとも言え、中国株についても研究していきたいと考えているこの頃です。

中国株といっても色々ありますが…私自身が太陽光発電事業を行っていることもあり、手始めに電力会社である「北京京能清潔能源」を調査します!

北京京能清潔能源は2018/10/12時点で配当利回りが5%以上と非常に高配当である上、配当性向も30%程度しかありません。

  • 株価:1.55HKD
  • 配当(FY2017):0.08HKD→FY2018(予定)は0.09HKD
  • 配当性向(FY2017):30.8%

アメリカの電力会社でも配当利回り5%の企業はゴロゴロありますが…配当性向は総じて高い(80%前後)です。

中国企業恐ろしや。

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北京京能清潔能源は、北京市政府系の電力会社

北京京能清潔能源/Beijing Jingneng Clean Energy(00579)は、2010年に設立された北京市政府系の電力会社です。

北京と名がついてはいるものの、北京以外の地域(四川等)でも発電事業を手掛けています。

火力発電がメインだが、再生可能エネルギーに注力している

北京京能清潔能源の管理する発電所の発電量比率を表したのが、以下グラフです。

ソース:北京京能清潔能源 – 2017 Annual Report

天然ガスの火力発電所が全体の5割近くを占める一方、風力発電が3割を占める他、太陽光発電の発電量も近年増加傾向にあります。

風力発電の比率が高いのは、内モンゴルに大量の風力発電所が存在するためです。

内モンゴルは「北京から比較的近い」「広大な土地がある」「風が強い」と風力発電に最適な土地柄で、大規模な風力発電所が建設されています。

内モンゴル有数の風力発電所である輝騰錫勒(ホイトンシロ)風力発電所をGoogleマップで検索すると、原野に風力発電所が点在しているのが見て取れます。(赤〇がすべて風力タービン)

北京京能清潔能源の業績

損益計算書

電力会社らしい、安定した業績です。

2015年以降営業利益率がやや低下しているのは懸念点ですが、まだ許容範囲内ですね。

ソース:モーニングスター – Beijing Jingneng Clean Energy Co Ltd H

配当

2011年まで無配でしたが、2012年に初めて配当支払いを開始し、それ以降増配を続けています。

さらに、増配したといってもまだ配当性向は30%程度。

増配余力は十分すぎるほどです。

ソース:モーニングスター – Beijing Jingneng Clean Energy Co Ltd H

バランスシート

インフラ企業らしく、負債の割合は高めです。

負債の総額が安定している(=やみくもに借金→発電所建設をしていない)というのは、個人的には高評価です。

中国経済が減速気味であるというニュースが盛んに報道されていますしね。

ソース:モーニングスター – Beijing Jingneng Clean Energy Co Ltd H

負債の中で借入金の内訳を確認すると、2016年に長期借入金が大きく減少し、短期借入金が増加しています。

ソース:モーニングスター – Beijing Jingneng Clean Energy Co Ltd H

キャッシュフロー

2015年以降投資キャッシュフローが減少気味で、既に見た通り売上も2015年以降停滞していることから、新規の発電所建設を抑制しているものと思われます。

ソース:モーニングスター – Beijing Jingneng Clean Energy Co Ltd H

総評:買いたい

北京京能清潔能源をまとめると、以下の特徴があります。

  • 事業の安定性が非常に高い(政府系企業+電力会社)
  • 財務面に問題なし
  • 高配当+配当性向低い+増配傾向
  • 再生可能エネルギーに力を入れている(資源価格上昇に一定の耐性あり)

端的に言って、結論は「買いたい」です。

北京京能清潔能源への投資を躊躇するとすれば、企業自体というよりは中国企業への投資そのものですね。

ここ数年増配傾向にあるけれど、今後も株主還元に力を入れてくれるか不透明だったり…

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