【太陽光発電】パワコンを経過年数で定期交換する必要はあるか否か

コメント欄の不毛なやり取りにて。

(略)また、パワコンは定期的に交換が必要だと思います。(略)

(略)・パワコンが故障してないにもかかわらず、定期交換する必要がある理由について教えて頂けないでしょうか。(情報のソース等)(略)

(略)パワコンは定期的に交換が必要なはずですけど、必要ないんですか?寿命があるはずですけど。(略)

これがやりたかっただけとも言う。(ジョジョ大好きです)

ネット弁慶の相手なんて時間の無駄なんだ……

無駄だから嫌いなんだ

無駄無駄……

 

愚痴はさておき、太陽光発電所の設備、特にパワコンを経過年数で定期交換すべきという考え自体を否定する気は全くありません。

パワコンの変換効率が経年劣化することで、売電収入が減少するのではないか?といった懸念はありますしね。

パワコンは定期交換した方が良いのでしょうか?

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パワコンは定期交換しない

個人的な意見としては、経過年数で定期交換しません。

パワコンが故障したり、定期点検で異常が見つかったら必要に応じて交換します。

 

その最たる理由は初期不良や交換時の作業ミスが恐ろしいからです。

定期交換=トラブルを踏む機会が増えるだけであり、安定して動作している機械は使えるだけ使った方が良い、という教訓を仕事で得ました。

機械を交換すること自体のリスク

サーバのパーツ交換時にはトラブル頻発

以前サーバエンジニアとして働いていた時、サーバのパーツ(特にメモリ)の調子が悪くなり、メーカーに交換を依頼することが頻繁にありました。

ざっくり、システム停止→交換作業→システム起動という流れで作業を進めるんですけど、交換したパーツが初期不良持ちだったり、交換作業でミスをやらかされたりで再度システム停止をする羽目になることが何度もありました。

特に、交換パーツの初期不良持ち率は異常に高く、途中からはこちらも学んで「交換用パーツは必ず2つ持ってこい」とメーカーに指示していたくらいです(笑)

交換したパーツが初期不良持ちだったら、直ちに再度交換できるようにするためです。

 

とはいえ、精密機器であるサーバと比べればパワコンは大分シンプルな構造です。

初期不良のリスクはどの程度か気になって調べてみました。

パワコンも初期不良に警戒したい

平成25年と少々古いデータですが、環境省の資料に故障率データがありました。(太陽光パネルは20年、パワコンは10年)

出典:環境省 – 将来の社会システムの構築に向けた基礎的な検討

誰がどう見ても初年度の故障率が圧倒的で、初年度を無事に過ごせるかが鬼門です。

もちろん、故障のすべてが初期不良起因であるとは限りませんが、初期不良に警戒した方が良いのは間違いなさそうです。

発電所全体のパフォーマンスに問題なければ、正常に動作しているパワコンをわざわざ交換するのはハイリスクローリターンかなと。

補足①:パワコンの性能劣化率は不明

パワコンの変換効率が年を経るごとに大きく劣化するのであれば、経過年数で一律交換すべきという判断になる可能性が高いです。

肝心のパワコンの性能劣化率は…統計データを探したのですが全く見つかりませんでした。

探し方が悪いのか、データがないのか…もしご存知の方がいたら教えて頂きたいです。

補足②:意外と太陽光パネルの初年度故障率が高い

資料を読んでいて悪い意味で予想外だった点があり、太陽光パネルの初年度故障率も非常に高いということです。

太陽光パネルを200枚以上使用する低圧の太陽光発電所で、太陽光パネルの初年度故障率が17.1%だとすると…単純計算で30枚以上の太陽光パネルが初年度に故障するということになります。

パワコン単位で電力を監視できる遠隔監視システムを導入予定ですので、発電量におかしな点がないかはしっかりチェックしたいと思った次第です。

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