出力制御の影響は?カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の2018年12月期業績をチェック!

インフラファンドの中でも最大規模である、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人が2018年12月期の決算を発表しました。

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は、日本で最大級のCS益城町発電所をはじめ、九州地方に多数の発電所を所有しています。

2018年10月に九州電力が初の出力制御を行った際には、CS益城町発電所の停止も発生しました…決算への影響が気になるところですね。

※以下、資料の出典はカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の第3期(2018年12月期)決算説明会資料です。

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9月の発電量が非常に少ない影響で予想より売電収入下振れ

2018年9月の九州地方は非常に天候が悪く、予想発電量の約75%しか発電できませんでした。その影響で、6ヶ月トータルでも実績発電量が予想発電量の94.2%に留まりました。

特定の地域に発電所が偏っているインフラファンドでは致し方ないところですね…

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は、基本賃料(最低保証賃料)が予想発電量(P50)の70%で、それ以上の発電量は実績連動賃料となります。

実績連動賃料が予想より減少した分を営業努力でカバーしきれず、営業利益が予想より微減しました。利益超過分配金をその分増額することで分配金総額は変化なしです。

※OM関連費用が減少しているのは、個人的に評価してもいいのではないかと思います。

出力制御の影響は?

10月~11月にかけて実施された出力制御の影響は、9月の天候不順に比べれば非常に軽微でした。

では、出力制御の影響は気にしなくてもよいのでしょうか?

そんなことは全くなく、今後出力制御の影響が大きくなる可能性が高いです。

先日、2012年~2014年にFIT認定を受けたにもかかわらず未だに未稼働である発電所の一部について、国が工事着工の期日を設けました。 期日を超過するとFIT価格が既に認定済みの価格から切り下げられるため、今後駆け込みでの工事が増加することは容易に予想できますね。

上記により九州地方の太陽光発電所が更に増加するであろうことを考えると、出力制御の頻度や対象となる発電所が今後増加していくと考えておいた方が良いと思います。

九州電力が出力制御の頻度を減らすような対策を積極的に推進してくれれば…と期待するのは馬鹿げていますしね(笑)

なお、出力制御が発生しやすいのは、エアコン等の需要が少ない季節(春先や秋口)の工場の稼働が少ない曜日(土日)です。

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人に投資している人は、3月~5月にかけて出力制御がどの程度の頻度で行われるか要チェックです!

分配金は毎期3600円を維持する方針

今後の分配金額は、毎期3600円(内、利益超過分配金1000円程度)で安定させる方針です。

2019/2/24現在の投資口価格は96700円、利益ベースでの分配金でも利回り5%以上あります。出力制御の影響等で多少利益が予想より減額されるとしても、投資するには程よい投資口価格ですね。

もう一押し下落して90000円くらいまで落ちてくれれば非常に魅力的なんですが…果たしてどうなるか。

 

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