【DES】ウィズダムツリー米国小型株配当ファンド解説~配当を支払う米国小型株に分散投資~

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ETF概要

ウィズダムツリー米国小型株配当ファンド(ティッカー:DES)は、配当を支払うアメリカ小型株に広く分散投資するETFです。

更新履歴

日付更新内容
2018/1/18初版作成

構成

連動する指標

米国小型株配当インデックスに連動します。米国小型株配当インデックスとは、ウィズダムツリー独自のスマートベータ指数で、配当金の額が大きい企業の構成割合が大きい「配当加重平均」の指標です。

※スマートベータ指数:時価総額ではなく、銘柄の特定の要素に基づいて構成された指数

投資対象別構成

株式のみです。

国家別構成

アメリカのみです。

業種別構成

非常にバランスが良いです。公益セクターやエネルギーセクターの構成比が小さいのが意外です。

銘柄数

665銘柄で構成されています。小型株かつ配当支払いという条件があるにしては十分な数ですね。

組入上位銘柄

出典:ウィズダムツリー・米国小型株配当ファンド目論見書

1銘柄の割合は最大で約1.5%、上位10銘柄の割合は約12%です。

上位銘柄の配当利回りは7%超ではあるものの、一癖ある銘柄が多くて不安があります。1位のVector Group Ltd(ティッカー:VGR)は債務超過です。

分配金・経費

信託報酬

信託報酬は年0.38%です。ブラックロックやバンガードといった最大手に比べると見劣りします。

実績

チャート

出典:Yahoo! Finance

配当重視だからといって下落局面に特別強いというわけではありません。組入上位銘柄を見れば納得の動きです。

分配金

分配スケジュール分配金合計($)
2014毎月0.633169
2015毎月0.669584
2016毎月0.743985
2017毎月0.839328

分配金利回りは3%弱とETFにしては高く、株価が上昇するにつれて分配金も増額されています。株価上昇が配当の増額より先行するような銘柄は、ETF内での順位を下げていくからでしょうね。

3年統計(S&P500比較)

銘柄年間平均リターンシャープレシオソルティノレシオ
DES10.400.781.52
S&P 50011.411.082.00

出典:http://www.morningstar.com/etfs.html

期間中にチャイナショックが含まれます。S&P 500に完全に劣っています。

10年統計(S&P500比較)

銘柄年間平均リターンシャープレシオソルティノレシオ
ETF名9.830.550.81
S&P 5008.500.590.86

出典:http://www.morningstar.com/etfs.html

期間中にリーマンショックとチャイナショックが含まれます。3年統計から一転、S&P 500よりもリターンが上回っていますね。

リーマンショックのような長期間の下落局面があると、配当重視であることが活きてくるんでしょうね。

用語

シャープレシオ

取ったリスクに対するリターンの大きさを測った指標。数値が大きいほど、リスクに対するリターンが大きい(=効率的)ことを示す。

  • 同程度のリスクがある商品を比較する場合:リターンが大きいほどシャープレシオが高い
  • 同程度のリターンがある商品を比較する場合:リスクが小さいほどシャープレシオが高い

※統計を取得する期間によって計算結果が変動するため、「値が高い=絶対的に優れている」とは言えない点には注意。

ソルティノレシオ

シャープレシオの改良版の指標。上昇リスクを除外して、下落リスクに対するリターンの大きさを測った指標。

数値が大きいほど、下落リスクに対するリターンが大きい(=下落局面に強い)ことを示す。

類似ETF

【VBR】バンガード・米国スモールキャップ・バリューETF

CRSP US スモールキャップ・バリュー・インデックスに連動するETFです。本ETFは配当の有無が評価基準にありません。

【DON】ウィズダムツリー米国中型株配当ファンド

ウィズダムツリー米国中型株インデックスに連動するETFです。本ETFは小型株ではなく中型株を対象にします。

【DLN】ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド

ウィズダムツリー米国大型株インデックスに連動するETFです。本ETFは小型株ではなく大型株を対象にします。

総評

配当利回りが6~7%を超えるレベルで極端に高い銘柄は、何らかの懸念点がある場合が多いです。組入上位銘柄を見る限り、ディフェンシブ銘柄の代わりとして使うべきではないですね。

一方、リターン重視であれば一考に値するものの、「ウィズダムツリー米国小型株配当ファンドでなければだめなんだ」という説明はつかないです。(セクター構成のバランスがよいという長所はあります)

信託報酬がもっと安くなれば投資対象として魅力が大きく増すのですが・・・

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