高配当すぎて投資を躊躇する、DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)分析!その②

高配当すぎて投資を躊躇する、DirexionザックスMLP高配当インデックスETF(ZMLP)分析!その①
Direxion ザックス MLP 高配当ETF(ティッカー:ZMLP)というETFをご存知でしょうか?2018/8...

前回の続きです。

ZMLPは、2016年頃に暴落して以前の株価&分配金水準まで戻っていません。

分配金利回りは今でも魅力的です。でも、今後さらに分配金が減少していくのではないかという不安がありますよね。

個別株で減配の危険を感じたら、企業のIRをチェックして業績を確認するのが一番です。

ZMLPの構成銘柄は25と少ない上に似たり寄ったりなMLPで構成されているため、個別のMLPのIRをチェックすることで今後の増配/減配予想がある程度経つのではないかと考えています。

…というわけで、ZMLPを構成する25銘柄の内上位5銘柄の業績をサンプルとしてチェックしてみたいと思います!

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ZMLPを構成する上位10銘柄

2018/8/22現在の、構成率上位10銘柄は以下の表です。

最上位のCvr Refiningも5%しかなく、25銘柄が比較的均等な割合で含まれていますね。

出典:Direxion Zacks MLP High Income Index Shares

上位1位~5位の決算情報(直近3年)

グラフ作成にあたっては、各MLPのAnnual Reportを参照しています。

1位:Cvr Refining Lp

2016年にほぼ無利益状態となりましたが、2017年には業績回復の兆しを見せています。

出典:Cvr Refining – 2017 Annual Report

2位:Enable Midstream Partners Common Units

2015年には大赤字でしたが、2016年以降は業績回復傾向にあります。

出典:Enable Midstream Partners – 2017 Annual Report

3位:Crestwood Equity Partners Lp

2015年にとんでもない赤字を出した後、2016年以降は業績が落ち着いています。

2016年以降も赤字が続いており、意図的に赤字にしているのでなければ苦しいですね。

出典:Crestwood Equity Partners – 2017 Annual Report

4位:Williams Partners Lp

2015年と2016年の赤字から、2017年に業績回復しました…が、

Annual Reportが見つからず、売り上げと営業利益の値が不明です。。以下グラフの純利益とEPSの値も非監査の可能性があります。

出典:Williams Reports 2017 Financial Results

出典:Williams Reports 2016 Financial Results

このMLP、Annual Reportは見つからないくせに、EBITDA(税引前利益+特別損益+支払利息+減価償却費)のデータはやたら細かく公開しています。

EBITDAは支払利息と減価償却費がノーカウントになるため、借金してたくさん設備投資すれば水増しできます。

非常に怪しいですね(笑)

5位:Icahn Enterprises Unt

2015年と2016年は赤字でしたが、2017年に業績回復しました。

出典:Icahn Enterprises – 2017 Annual Report

MLPの業績傾向の分析結果

2015年~2016年に業績が悪化した後、2016年~2017年に業績回復している傾向にあるのは明らかです。

この結果を見る限り、MLPの分配金は今後増加していく可能性が非常に高いと考えられます。

もちろん、貿易戦争等の影響によりMLPの業績が再度悪化する可能性は否定できません。

MLPへの投資を主力にすることはお勧めできませんが、高配当株ホルダーはZMLPを少々購入しても面白いのではないでしょうか。

ちなみに、私は80株(約15万円)だけ買いました。

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